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処分差止訴訟との交錯が生じ得る場面における当事者訴訟(確認訴訟)の活用について
Publications著書・論文
著者名 | |
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書籍情報 | 水野武夫先生古稀記念論文集「行政と国民の権利」(法律文化社) |
刊行年月日 | 2011年12月 |
分野 | |
種別 | 論文 |
内容 |
確認訴訟は、その活用場面において、処分差止訴訟との交錯が生じる場合があります。これまで、このような場合の「確認の利益」の判断は、いわゆる長野勤評事件の枠組みで行われるのが通常でした。しかし、平成16年行訴法改正後の現在においては、処分差止訴訟とは明確に区別された当事者訴訟としての確認訴訟の活用が図られるべきであり、その際の「確認の利益」の判断においては、将来の不利益処分とは関係しない「現在の不利益」に焦点があてられるべきであります。 |